まず、ちゃんと聴く。　コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比

出版社からのコメント

１ｏｎ１や対話、心理的安全性が大切だと言われる中、「聴く」ことの重要性はますます高まっています。著者が代表を務めるＹｅＬＬ株式会社が提供するオンライン１ｏｎ１サービスは、大手企業にも導入されているほか、聞き手となるサポーターの登録者数も２０００人を超え、「聴くスキル」を持つ人材が求められていると同時に、「聴くスキル」を高めたいと考える人が増えていると言えるでしょう。一方で、マネージャー層のなかには、部下指導のためにコーチングを学んだり、チーム内でのコミュニケーションにおいて傾聴を実践しようとしている人もいるものの、「聴くことは大切だとわかっているけれど、結局部下が話してくれなかった」「聴くだけでは何も解決しなかった」と感じている人は少なくありません。しかし、誰しも一度は「話を聞いてもらっただけで、思考がクリアになった」「進むべき道筋が見えた」と経験をしたことがあるように、「ちゃんと」聴くことができれば、相手の自己変容を促し、チームを発展させていくことができます。本書では、「聴く」スキルを改めて体系的に説明するとともに、あなたの「肯定的な意図」が相手に届く伝え方、「聴く」と「伝える」の黄金比について解説します。